水は、喉が渇いた時ではなく、喉が渇く前にちょこちょことこまめに飲む習慣を
人は日常生活を送るだけで、毎日約2.5リットルの水が必要です。
運動や入浴後、喉が渇いたら水を飲むのではなく、喉が渇く前にこまめに水を飲む習慣が大切です。珈琲やお茶などで水分を十分に取っているという人がたまにいますが、珈琲やお茶には利尿作用があるため、体内にとどまらず、脱水してしまいます。
1日に飲みたい水の量は、体の大きさにもよりますが、だいたい1.5リットルほどになります。この1.5リットルを、7〜8回に分けて飲むのが理想です。


珈琲、お茶、お酒などは、水代わりにならない。水も常温で飲むことが大切
スポーツドリンク、珈琲、ジュース、お茶、ビールや日本酒・焼酎などは水の代わりになりません。
また、水は、基本的に常温で飲むことが大切です。冷たい水は、体の内側を冷やしてしまい、内臓機能が低下し、自律神経が崩れやすくなります。
飲み方はというと、大量の水を一気に飲むのはおすすめできません。
理想は、チビチビ飲むことです。例えば、朝起きて、コップ1杯、朝食でコップ1杯、昼食までの午前中にコップ1杯、そして昼食でもコップ1杯、夕食までに2回に分けてコップ1杯ずつなど、ある程度ルールを決めて飲むといいでしょう。

ミント、レモンなどフレーバーウォーターにアレンジすると飲みやすい
水そのものでは、なかなか1.5リットルも飲みづらいという人には、フレーバーウォーターがおすすめです。
水に、レモンやミントを入れて、飲んでみてはいかがでしょうか。
レモンは、クエン酸が含まれているため疲労回復に効果的です。
ミントは清涼感ある香りで、リセット効果が望めます。
水道水の場合は、一度沸騰させると塩素が飛ぶので、柔らかい味になります。
水といっても様々な水があるので、自分に合った水を見つけたいものです。